ゲイな僕の京都生活

京都で生活しているゲイのワーホリ体験記や京都生活。趣味を自由気ままに思うまま発信!

僕のLGBTについての考え。

 

まず、自分のブログで書くことは自分の主観なので、合わない人ももちろんいると思います。
もし、合わないならそれはそれでいいのですが。
そこでちょっと一回考えてもらいたいのです。どうして合わないんだろうかと。
そして、もし合わなかったとしたら、そこで話し合いが出来たらなと思います。
そこで自分の考え方がまた変わるかもしれないからです。もちろん、相手にも変化が、おこるかもしれません。
合わないからすぐに関係を断ち切ったりするのではなく、合わない理由を一緒に考えることに意味があるのかと現時点の僕は思っています。そこがチャンスではないでしょうか?
正直、僕自身も出来ないことのほうが多いですが(笑)

 

まず、どうしてそれを説明したかと言いますと、僕は結構ゲイの人に煙たがれる時がありました。今でもあります。

 

理由は、僕がカミングアウト推奨派だからです。

 

ただ、みなさんの置かれている状況やタイミングなど違うので、そこは言うタイミングのずれが合っていいと思います。
ただ、いつか言う意識は持って欲しいというのが僕の気持ちです。

僕はカミングアウトをして、信頼出来る友達がたくさん出来ました。異性愛者でも、同性愛者でもです。

実体験なので、説得力があります。


僕がカミングアウトする前に考えていたことは、

相手の気持ちを勝手に決めつけて考えていたということです。
ゲイと言ったら相手はなんて言ってくるだろうと考えた時に、自身の不安な気持ちから

 

気持ち悪いと言われそう
オカマなのかと言われそう
俺が好きなのかと言われそう
友達の関係が終わってしまうかもしれない

 

そう悪い方向へと考えがいき、最終的に相手は絶対にそう言ってくるだろう。
と決めつけていた時期がありました。高校生の時です。

でも、それは自分で自分を苦しめているだけだと知りました。
自分の想像力で自分の首を締めていたのです。
それからこう思い始めました。
思い込みで勝手に自分自身のみで話し合いを初めて終わらせるのではなく、
相手と一緒に初めなくちゃいけないなと。

 

でも、「ゲイきもい」という同級生の冗談を聞くと、切ない気持ちになったのも事実です。
そこでなんで言ってるんだろうと考えた時に、

 

みんな正しい情報を知らないんじゃないか。
周りにゲイがいることを知らないんじゃないか。

 

と、考えました。

なので、言ってみたらどんな変化が起こるか知りたい!
というのが、僕が最初にカミングアウトを決断した理由です。

みんなどう変わっていくんだろう。
僕の気持ちもどう変わっていくんだろう。

それは僕が人間の持つ感情の変化に興味があることも一因しています。
そしてなにより、友達のことをもっと知りたかった。自分のことも知って欲しかった。
自分がこれから進む未来の体験を友達と共有したかった。

小さい頃からこんなことを当時の自分なりに考えていました。

そして、今に至ります。
その経緯も少しずつ話していこうと思います。

 

結果としては、
ゲイきもいと言っていた友達にカミングアウトして、ゲイとはLGBTとは!を説明したところ、彼はごめんなさいと僕に言ってくれて、そういったLGBT関係の悪口をそれ以降言わなくなりました。
でも、僕もその時はごめんなさいしました。
その時、 僕はかなーり感情的で、

なんでそんなこと言ってるんだ!
当事者の気持ちも考えろよ!
なんでそんなこともわからないんだ!

と相手の言っていた理由も聞かないで、自分で決めつけて言ってしまったんです(笑)恥ずかしい………。しかも、怒鳴り声で。笑
その時に彼は言ってくれたんですが、
「みんながバカにしてるから、自分もそれに考えなしに同調しちゃった」
「こうやって間近にゲイがいると思わなかった」と。

懐かしいです。

対して、ニュージーランドの語学学校では、仲良しのサウジアラビア男子2人にお前は彼女いるのかと聞かれて、彼氏だよーと言いました。
最初は口を開けて漠然としていましたし、ちょっと距離を置かれたのも事実です。
サウジアラビアの宗教…ちょっとど忘れしてしまったので、後でしっかり調べます。
確かゲイって微妙だったはず……。

でも、彼は最終的に僕に
「男同士でセックOはどうやるんだ」
「どこにあれをあーしてこーするんだ」
などを聞いてきました(笑)

面白いw

そして、不思議なことに、今までカミングアウトして、悲しい出来事が起きたことがありません。気付いてないだけかもしれませんがw
実際、こっちでは明らかに距離をとっている人もいました。
そういう人とも話し合いしたいとは思うのですが、なかなか時間もなく…言い訳ですよね。苦笑

やっぱり宗教もありますが、最終的に個人の性格や相性の良し悪しなのではないかと僕は思います。ただ、ゲイと言ってすぐ殺されるような状況でゲイと胸を張って言えるかどうかは自信はありません。。。NZでも、危険はたくさんあります。注意は常にしています。

そういった人もいるけど、一応置いといて、更に仲良くなれた友達と色んなことを話し合っていきたいです。上手く説明出来ているでしょうか?

ちなみにもう語学学校は卒業していますが、クラスメイトは10-13人。
知識がある人はあったし、ない人はないで、彼氏発言に驚いていました(笑)
そこから、みんなで話し合ったりして、僕の考え方や生き方(セクシャル含む)を知ってもらいました。僕は恵まれました。本当に素敵なクラスでした。

彼らは伝えてくれていました。僕のことを友達に正直に。
また、凄い嬉しかったのは、子供が出来た時のことを話していて、
異性愛者でも同性愛者でもどっちでもいいわ。どっちも大変だし、どっちも楽しみ」

生まれてきた子がもし、LGBTだとしたら、大丈夫だよ。お父さんお母さんには僕っていう友達がいるからねって伝えたいなー笑

彼ら13人と友達の人で困っているLGBTがもしいたら、もう大丈夫です。それを伝えたい。

ご意見あったらお待ちしてます。
僕自身も考えかたもまだまだ未熟者。
でも、これが等身大の自分なんです。
26歳6ヶ月くらいの人生から出したきもちと答えです。

今日英語の勉強まったくしてないやばいな…………

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